株式会社フリーマン（所在地：東京都千代田区 代表：長妻君江）は、フランス・リヨン市にて2026年3月16日～17日に開催される「第16回リヨン・インターナショナル・コンクール＜リキュール・スピリッツ部門＞」の日本国内エントリー受付を2025年12月5日（金）より開始いたします。エントリー酒はフランスの美食の都リヨンで、その品質と革新性を競うこととなります。

＜コンクールの様子＞

■リヨン・インターナショナル・コンクールについて
リヨン・インターナショナル・コンクールは、美食とワインで名高いリヨン市で開催される世界的なコンペティションで、「フランス料理シェフ協会 レ・トッケ・ブランシェ」と「ローヌ・アルプスソムリエ協会」の後援を受けたコンクールで、醸造家やソムリエ、レストランシェフ、ワインショップオーナーなど、飲料業界の専門家と一般消費者の双方の審査によって、その製品の品質とユニークさを評価するものです。2025年の大会では世界55か国から10,000種を超えるワイン、ビール＆スピリッツの製品がエントリーされました。
リキュール・スピリッツ部門は2015年に新設され、以来急速に成長を遂げており、ウィスキー、バーボン、ブランデー、焼酎、ジン、ウォッカ、ラム、カクテル、リキュール、シェリーなど、多岐にわたる159カテゴリーが審査対象となり、最適な貯蔵条件のもとブラインドテイスティングで行われ、100点満点で評価されます。各部門の上位33％が入賞対象となり、金賞や銀賞の受賞は、その銘柄の国際的な評価を大きく向上させ、販路の拡大や新たな市場への進出を促進する重要な機会となります。
■コンクールの意義と日本の参加状況
日本のリキュールは品質面で非常に高い水準にありながら、国際的な評価を受ける場や発信機会がまだ多くありません。そうした中で、世界的な権威を持つ本コンクールは、日本の造り手が海外市場へ踏み出す貴重なステージとなっています。
このコンクールでは、日本の銘柄も幅広く受賞しており、サントリースピリッツ株式会社「ジャパニーズクラフトジン ROKU」、中野BC株式会社「紀州のゆず梅酒」など、国内でも名の知れた大手・老舗メーカーの金賞受賞実績に加え、近年では福岡ワイルドファーム「天然紅葉イチゴのフルーツリキュール 妙」のように、地域で独自の酒造りに取り組む生産者も高く評価されています。
このように、大手から地域の小規模事業者まで、幅広い造り手が国際的な舞台で評価を得られるチャンスを持つことが、本コンクールの大きな魅力となっています。
受賞銘柄はメディア掲載やバイヤーを通じ、国内外での認知度向上が期待できます。日本産アルコールへの注目が高まる今、世界市場への展開において本コンクールの活用はますます重要性を増しています。